【第4回】職務経歴書の効用 その1
転職活動を進めていく上で、履歴書と並んで必要書類とされる職務経歴書。
実は単なる「必要書類」ではありません。
これによって、あなたの運命が大きく変わるかも!
といっても過言ではありません。
まず役割については以下のとおり。
①転職活動における企業への提出書類
②書類選考の合否ジャッジのもと
③職務経歴書の作成=キャリアの棚卸し
④面接/プレゼンテーション対策の肝
①②については、みなさんお分かりだと思いますので説明は省きます。
③については「ナニソレ?」と思われる方もいるでしょう。
良い職務経歴書を作成するためには、
自分がやってきた仕事、実績、スキル、転機についてなどを
振り返り整理することが必須です。
この作業は言い換えれば、
「そういやこんな仕事もしたぞ」「こんな実績もあったんだ!」
「これについては中途半端なレベルかも」「これについては自信アリ」
「このプロジェクトは大変だったけど、良い経験になったなあ」
「これがきっかけで会社辞めたんだっけ、、、、」
などを記憶からエッチラオッチラ引き出して、
きちんと整理/文章化(箇条書きでも)することです。
これにより、
「自分の武器/売りは何であるか」
「自分の実績は」
「自分に足りないものは何か」
「この経験は他社で通用するか、しないか」
「自分は何を大事に考えて仕事をしてきたのか」
「自分は何を求めていて、今後どうしたいのか?」
と自身のキャリアの過去/未来、スキルセット、強み、
方向性は合っているのか?なども含めたキャリア全般について、
きちんと思考/論考することが可能になります。
これがまず良い職務経歴書の作成に繋がります。
そして、この職務経歴書の出来が良くなることにより、
転職活動での書類選考通過の可能性がより高くなります。
【その2に続く】
このコラムを読んで頂いた皆様に、良いご縁がありますように。
(K)